きょうは「神戸のお嬢様」のお話をさせていただきます。
「神戸のお嬢様」として長年愛されたタンタン(旦旦)。神戸市立王子動物園の愛らしいパンダです。
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3月31日は、タンタンの一周忌でした。
1995年に中国で生まれたタンタンは、阪神・淡路大震災の被災地で傷ついた子どもたちや、復興に取り組む人々を励ますため、2000年に来園しました。以来24年間、震災復興のシンボルとして、神戸の人々に寄り添い続けました。
神戸にお住まいの方なら、遠足や校外学習などで、タンタンとの思い出があるのではないでしょうか。(心から羨ましい限りです)
私が初めてタンタンに出会ったのは高校生の時です。
短い手足とまん丸なフォルム、そして愛くるしい仕草に衝撃を受けました。
それ以来、足しげく王子動物園に通い、飼育員の夢を追いかけたときもありました。
日本各地のパンダに会ってみるとよくわかりますが、タンタンは、おっとりとして上品で、まさに神戸らしいパンダでした。
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タンタンが愛し、愛された神戸。そして、にしむら珈琲店もまた、神戸の地に根付いて77年。
「神戸」という地を通じて、私はタンタンとの繋がりを感じ、これも何かの縁なのかなと思います。
これからもタンタンのように、神戸の皆様に愛されるにしむら珈琲店であり続けたいと願っています。

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