芦屋のモダン建築

11月も後半になりましたが、うららかな小春日和が続いています。

本日より神戸モダン建築祭が始まります。今年も中山手本店北野坂店は連携企画に参加しています。
今回は今年100年を迎える“芦屋のモダン建築”をご紹介したいと思います。

近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトが設計した名建築のひとつ「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」です。日本に現存する彼の建築は4つしかなく、建築当初の姿を留めているのはこちらだけなんです。

住宅街にひっそりと佇むこの元邸宅は、斜面に沿って建てられているので、4階建てなのにどのフロアにいても地面が近く感じられるよう工夫されています。ライトの建築は、自然の景観を損なわないように配慮し、自然と共存しているのが特徴です。
自然と調和した建物の中にいると、当時の暮らしを想像し、100年前に思いを馳せずにはいられません。

彫刻を施した大谷石がふんだんに使われています

窓から差し込む光まで考えられた設計

4階バルコニーからは、芦屋のみならず大阪から淡路島まで望めます

阪神芦屋駅前にある芦屋店からヨドコウ迎賓館までは歩いておよそ20分ほど。開森橋からのすこし急な(いや、かなり?)ライト坂を上ると、緑の中に建物が見えてきます。紅葉の美しい季節がおすすめです!

ちなみに芦屋店は今年で45周年を迎えます。季節限定メニューもご用意していますので、ぜひお立ち寄りくださいね。

投稿者:ヨシモト

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