北野坂店の夏の風物詩「氷の器のアイスコーヒー」

お盆が過ぎ、夏の暑さもピークを迎えています。
今回は、北野坂店の夏の風物詩としておなじみの「氷の器のアイスコーヒー」について、ご紹介します。

7月・8月限定で提供している「氷の器のアイスコーヒー」。
氷は、長年お付き合いのある氷屋さんから仕入れています。氷屋さんが切り出したブロック状の氷を、当店の職人が一つひとつ丁寧に加工し、コーヒーを注ぐための器へと仕上げています。氷は、切り出したままの正方形。この器に、淹れたてのアイスコーヒーを注ぎ、お席まで運びます。

どんどん透明になっていく過程も愉しみです

「氷の使い回しはしていませんか?」という質問をいただくことがありますが、氷の器は、お客さまの手元に届いた瞬間からゆっくりと溶け始め、お帰りになる頃にはすっかり丸い形になり、器としての役目を終えます。注文ごとに、まっさらな氷の器に淹れたてのアイスコーヒーを注いでいます。

おいしいアイスコーヒーの鍵は、淹れたてをいかに急冷するか。熱々のコーヒーを、氷水で満たした容器にポットごと入れて急冷します。この時、役目を終えた氷の器をアイスピックで荒く砕き、アイスコーヒーの急冷用として再利用しています。こうして無駄をなくしながら、おいしいアイスコーヒーを生み出しています。

8月も残りわずか。
ぜひ北野坂にしむら珈琲店で、この時期だけの特別な一杯を味わってみてください。

投稿者:ミヤケ
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