先日、小学生の息子の運動会がありました。
息子はクラスリレーの選手に選ばれました。学校が終わるとバトン練習をし、休みの日は友達と川沿いを走り、YouTubeで“速く走るコツ”の動画を観たりと、運動会に向けてよく頑張っていました。
運動会当日、私と夫はハラハラドキドキ。
リレーが始まり、目の前のトラックを駆け抜ける選手、そして息子にもたくさんの人から「がんばれ~!!!」の声がかけられます。息子は3位から2位になり、無事に次の走者にバトンを渡すことができました。息子のチームはアンカーの選手が1位に追いつき、同じタイミングでゴールしました。結果をはっきりさせないのが、現代の運動会のようです。子どもたちは順位を気にする様子もなく、楽しそうに笑い合っていて、とても印象的でした。
子供のころ、私は運動会が嫌で仕方がなく、運動会がなくなることをひたすら願う小学生でした。運動が得意でないのに結果が求められ、プレッシャーを感じていました。(今になると、なぜあれほど嫌だったのかわかりませんが…)かつての私に、「自分の子どもを通じて楽しい運動会を体験する未来があるよ」なんて言っても、きっと信じなかっただろうと思います。
10月も後半なのに、まだまだ暑い日。
テイクアウトのアイスコーヒーを飲みながら、夫と帰路につきました。