先日、友人に誘われて、バッハだけを弾くというサロンコンサートへ行ってきました。
チェンバロとチェロのソロ演奏が中心で、とくに“ピッコロ・チェロ”(少し小さくて弦が1本多い)の音色が美しく、どこか懐かしいような気持ちに。当時と同じ楽器で聴くと、時間を超えて音が届いてくるような、不思議な感覚がありました。
さて、バッハは“音楽の父”と呼ばれるドイツの作曲家ですが、かなりのコーヒー好きだったそうです。
一日に何十杯も飲んでいたという話もあり、演奏の場が教会からコーヒーハウスに移った、なんて逸話まで残っているほど。遺品リストには楽譜や楽器と一緒に、5つのコーヒーポットとカップの記載もあったそうで、そんな一面を知ると親しみを感じます。
300年近く経った今も、彼の音楽と同じように、コーヒーが愛され続けているって素敵なことですね。
もしもバッハがにしむらのコーヒーを飲んだら、どんな感想を言うのだろう?そんな妄想をしながら、今日も美味しい一杯を味わっています。


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